不動産鑑定士修習戦記ヨッチャム

鑑定及びデータサイエンスの勉強、並びに海岸に事務所を建てる

基本演習 第一段階(更地)に行ってきた~前半~

記憶があるうちに日記的に書いていく。

基本演習は、ここ2年コロナ流行ってたため、オンライン開催だったそうなんだけど、久々の会場開催(東京)だった。
1日目は、基本演習のガイダンス、実地調査、対象不動産の確定~最有効使用決定。
2日目は、2手法適用すると決められてるので、その取引事例比較法、開発法、外部講師の話。最後に挙手で各価格アンケートが行われた。
140人弱いた修習生は、例年5~6人の班に分けられるところ、今年は4人組だった。
この4人で実地演習に行き、論点を話し合い、できればだいたい班の方針を決め(ただし、帰ってから提出する鑑定評価(報告)書は個人で作成するので、別に合わせる必要はない)、35班くらいの中から各3班ずつ、2日間で計9班が発表することとなった。
例年、司会係、発表係、書記係などと係を決めると聞いていたのだが、今年はそういうの無かった。全ての班がかけられるというわけでもないらしい。

私の班は、私(個人事務所、地方在住)、某大手東京在住、大学修習、一般企業勤務で某修習機関修習東京在住、という典型的な?バランスの良い?構成だった。ちなみに、10%ちょっとくらいいると思われる女性は、全てバラバラにされた。
班に知人はいなかったが、知人の同僚や知人と修習のグループが同じ、という人と一緒だった。業界が狭すぎる。

まず、1日目実地調査。10~14時の4時間で、お昼休憩を含む。
私は前日に、対象地、6事例、公示地数カ所を徒歩でまわっていたため(25,000歩17km歩いた)、その知見からコースに迷わずスタートできたのは良かった。
聞いたところによると、30分ほどコースの相談をしてから出発した班もいたとか。
今回については徒歩だと絶対無理だとわかっていたので、2回タクシーを使ったが、その日は今春で一番の暑さで最高気温27度だったこともあり、めちゃめちゃ疲れた。

前日に事例地ウォークラリーをするため、googleマップにプロットしたものをiPadで持ってたのだが、とても役立った。タクシーは助手席に座り、運転手さんに伝えつつ地図を見つつ移動。タクシー4人は乗れないんじゃないかということでタクシー使わなかった班もいたようだが、別に何も言われず快く乗せてもらった。人数割するし、次回はチャーターしても良い気がする。次回以降、唯一の5人班に当たったら面倒だな。

事例3箇所ほど見たあと、暑すぎて疲れたので、対象地を見る前に近くのジョナサンで飯を食いつつ喋って昼食に1時間。対象地を見に行き、全事例+公示地(これはタクシーから拝見)を回った上、会場近くのミニストップで冷たい飲み物を買って10分前に会場帰還、という時間配分は、まあまあの要領の良さだったのではないだろうか。
聞くところによると、事例を回りきれなかった班もいたし、昼食を食べそこねた班もいたらしい。
次回も、前日に事例地ウォークラリーはやろうと思う。試算表を事前に作ってきた人や対象地を見に行った人はいたけど、これはあまりいなくて、演習中の実査で役立ったので。
資料にあった事例の住所間違ってたのは困ったが。詳細な位置図は当日配られるので、住居表示頼みなんだよ。


(続)