不動産鑑定士修習戦記ヨッチャム

鑑定及びデータサイエンスの勉強、並びに海岸に事務所を建てる

【修習】Excelの入力と足し算等はできるけどそれ以上やったことない人向け学習ロードマップの一例

注)思い出したら今後追記していく可能性あり

 

私は修習始めるまで、Excelの入力と足し算等はできるけどそれ以上ほとんどやったことない人(確定申告の時だけ使う人)でした。

そんな私も、修習で突然指導鑑定士の先生のガチ試算表を頂いて致命傷を食らいながらも自分で色々作っていきたいメンタルまで到達したので、学習ロードマップの一例を記します。

※以下を実際にExcelをいじりながらやります。いきなり修習で作成するファイルを使ってもいいし、自分で学習を兼ねた何か(タスクリストや計画表等)を作りながらでもOK。

 

学習ロードマップ

※キー入力はWindows

【スタート】

・絶対覚える基本操作

 ・ブックの中にシートという、紙のようなものが何枚も作れる

 ・セルとは何か

  セルの選択: クリック

  セルに値を入力する

 ・列と行とは

  セルサイズの変更(列ごと、行ごと)

 ・セルの中で四則演算、指数計算する方法

  +-*/^など

  ()から優先して計算するよ(重ねて使うのOK)

  セル参照して計算してみる

 ・セルの表示形式

  セルの書式設定 > 表示形式

  3桁区切りのカンマ

  少数点何位まで表示←表示上の値と実際の値は異なることに注意!!!

  グレゴリオ暦(西暦)と和暦

 ・セルの結合、中央揃え、左揃え等

 

・基本操作2

 ・関数とは何か、どうやって使うか

  =関数名(引数)

 ・基本的な関数を覚える

  ・SUM関数 - 指定した範囲のセルの値の合計値を返す

  ・ROUND関数 - 数値を丸めて返す

 ・基本的なショートカットキーを覚える

  ・コピー: Ctrl + C

  ・ペースト: Ctrl + P

  ・元に戻す: Ctrl + Z

  (・"元に戻す"をキャンセル(やり直し):  Ctrl + Y)

 ・罫線の引き方、消し方、線種

 ・文字サイズ、色等

 ・改ページプレビュー

  印刷範囲の指定できる

 

・必須に近いやつ

 ・全セル選択、行選択、列選択

 ・オートフィル

  Ctrlキーを押しながらしたらどうなる?

  セル参照してる式が入ったセルをオートフィルすると?

  →セルの相対参照と絶対参照の違い

 ・セルのコピペと値のコピペの違い

 ・書式あり / なしコピペやオートフィル

 

 

・慣れたら覚える関数

  ・IF関数

   論理演算子とは

   重ねて使えるよ(ネスト)

   IF関数の概念わかったらプログラミングもできるよ。

  ・あんな関数あったら便利なのに、って思ったらググる

   →まあまあ、あるよ。ないのも、あるよ。

 ・ショートカットをもっと覚える

  上書き保存

  印刷

  新しい行を追加する

 ・その他操作

  タブ: 次のセルへ

  Shift押しながら選択

  Ctrl押しながら選択

・セルの表示形式~応用編~

 ユーザ定義してみよ( 負の値のとき、△を頭につけるようにするなど)

 ユーザ定義で"%"をつけるのはおすすめしない

 

【一旦のゴール】

 

 

別に覚える必要ないけど、式書くのが楽しくなってきたら

・式で使う値は極力セル参照するという考え方

・セルの中で改行すると長い式も読みやすい

・もっともっと関数覚える

 VLOOKUP関数とか

・時点修正率をExcelで求めよう

 月率にするか日率にするか

 シリアル値とは(日数の計算できるよ)

 DATE関数

VBA

 ・セルでガチガチに組んでいた式や手動でやっていたことをVBAのプロシージャ(ユーザが定義した関数)にしてみよう

 例)値が"/"だったら”100”を返すプロシージャ(比準式のアレ)

   上3桁を丸めて上2桁にした値を返すプロシージャ

 

↑これをできるようになるには、下記2つが必要。(1)は身につける必要あり。(2)は、暗記する必要はないが、調べ方を身につける。

 (1) プログラミングの基本概念

 (2) VBAの文法、どこに記載するか

 

その他

・必ず印刷して確認しよう

 罫線おかしかったりページにおさまってなかったりフォント一部違ったり

・便利サイト

各種複利計算(複利現価率、年金終価率など)のまとめ - 不動産実務TIPS